ドメスティック・バイオレンスや自身の性について、1人で悩み、苦しんでいる人は多い。社会的なニュースとして取り上げられることも多い問題を、ダイレクトかつじっくりと描く異例の連続ドラマが誕生する。

 企画したフジテレビドラマ制作センターの中野利幸氏は、「時代とシンクロした恋愛ドラマを作りたかった」と話す。

 まず、悩める現代人1号は、主演の長澤。美容室アシスタントの美知留は、母親が自宅に男を連れ込み、職場ではイジメを受けている。唯一の心の支えだった恋人と同棲を始めるが、この恋人がDV男だった。

 次は、モトクロス選手として輝かしい成績を残しながら、人には決して言えない悩みを持つ瑠可。美知留の同級生で、ボーイッシュな魅力あふれる瑠可役は上野。

 3人目、瑛太は、懐が深く中性的で女性たちの良き相談相手となるヘアメークアーティスト、タケル役。瑠可にひかれるものの、セックス恐怖症に悩んでいる。

 物語は傷ついた3人がシェアハウス(共同生活所)に集まり、他者とのかかわりを通し、前向きに生きる力を得ていく姿を描く。

 中野氏は長澤の起用について、「つらい境遇でもひたむきに生きる現代のシンデレラにもっともふさわしい」と語る。また、同氏に「難易度の高い役どころ」と絶大な信頼を寄せられた上野は、「難しい役どころですが楽しみです」。「時代を象徴する役」(中野氏)という瑛太も「女性とのシーンが多いので、自分自身がどういった感覚に変化するのか楽しみです」と話している。

 「上野さん、瑛太さんは、ずっとご一緒させていただきたいと思っていた方々」と、若手実力派との共演を喜ぶ長澤。肉体的にも精神的にもこれまでにない難しい役に、「今を生きる人に、今を伝えられたらと思います」と意気込んでいる。
中東 | 15  | Page Top↑


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